NHKのど自慢所沢大会

NHKのど自慢所沢大会(2010.11.7)

10月23日(土)に、NHKのど自慢所沢大会予選会がありました!このために結局10月は木曜日一回も授業出ずにKと練習してました。



最後の練習の日、まだ衣装が決まっていなかったので、焦ってメキシカンっぽい衣装を探し回るも、良さそうな衣装が全く見つかりません。しかもKにメールしても返信が来ない。
冷静な判断力を失った僕は、練習の約束の時間に間に合わない時間になっても衣装を探し続けました。しかもKに遅れるということをはっきりとは伝えもせず、結局2時間くらい遅れての到着になり、大先生のご機嫌を損ね、気まずい雰囲気で最後の練習は始まりました。

「恋のメキシカンロック」を予約送信、1番を歌っては演奏中止してまた歌い始める、という作業を黙々と機械的に繰り返す大学生二人組の画はさぞシュールだったことでしょう。
そんなとき、何を思ったのか、先生は「君が代」を予約送信します。そこですかさず僕は議長式スーパーカラオケ発声法で「君が代」を歌いきり、脅威のビブラート40秒を達成します!
この事態にさすがの先生も吹きました。でもその後はまたお互い口を利かないみたいな。そんな感じで練習は続きます。笑っちゃいけない状況ってのが一番面白いんだよね。その後も黙々と練習をしながらも、時々突発的にBUMPの曲を予約したり(I川がBUMP好きで、しばしば散策部でネタにされていた)、お互い口を利かないなりに楽しく練習が出来ました。しかも帰りは二人別々に帰った。よく分からんノリであった。


で、予選会当日。この日は部活の方で「男声ボイトレ」という月1位の頻度で声楽家の先生に一人ひとりの声を見てもらえるという素敵イベントがあり、午前中ボイトレに行ってからののど自慢というハードスケジュールでした。ボイトレが終わってから電車で自宅最寄り駅である所の新所沢駅に向かいます。でも家には帰らず、決戦の地である所の所沢市民体育館へ直行!いつも見ている所沢の町並みが違って見えたよ。
…ってか実際に違った!市民体育館の周囲はいつになく人通りが多く、出店なんかも出ていた。予選会とは言えども、もうお祭り騒ぎです!
店を見つつその辺をうろついていると、K先生と、何とHの姿が!わざわざ応援に来てくれたんだね!出店でチキンカレーを買って食っていると、目の前をOが通り過ぎる。でも特に声とかは掛けず(笑)。


Hと別れて出場者受付みたいなところに行きます。周りにいる人みんながライバルなんだと思うと不思議な気持ちになりました。皆そんな歌とか歌う風には見えません。衣装も大したことないし。
で、会場に入る。観客席の前の方が出場者席として確保されて、後ろのほうが観覧者用になっていました。HとOは何とか合流したらしく端っこのほうにちょこんと座っていた。我らのエントリーナンバーは250人中70番。曲名順になっているらしい。NHKさいたま放送局の人がいろいろ注意事項とかを説明してから、早速予選会スタート!


1番の人は赤いスーツとか着てむっちゃ気合入れている感じ!歌もしっかり練習してきてる感じでした。曲名は「ああ、上野駅」。多分エントリーナンバー1番を取るための選曲なのでしょう。他にも本当にいろんな人がいて、車椅子の人、外国人、演歌女子高生…本当に個性的な出場者ばかりでした。でもその一方で我ら中にはある共通の見解が浮かんできていました。

―「みんなそんなに上手くない。選曲も微妙。我ら行けるんじゃね?」(←なんというフラグ・・・

あと、「お金を下さい」っていう演歌を歌っている人がいてむっちゃウケた!非NHK的すぎ。あの人完全に予選勝ちあがる気ないだろと思った。


途中退出は自由で、会場の外に出て軽く練習とかしたりしていましたが、一組一組の歌う時間が意外と短く、順番はすぐに回ってきます。50番位の人が歌っているときからステージ上のあのおなじみのセットに座らせられ、歌っている人を後ろから見るような格好で20組くらいの歌を聞き…次、いよいよ我らの番。

島田「70番!」
島+K「恋のメキシカンロック(声揃わない)」

生バンドによる前奏が始まる!



……?我らの知ってる「恋のメキシカンロック」じゃない!!

…キーが低くされていた!オクターブ上げて歌うか!?いや、ムリだ。仕方ない…このキーで歌おう。
「♪メキシカンロック ゴーゴー ゴーゴー〜」


…「ありがとうございました。」アナウンスが入り、ステージから降りる。

どうやら、「標準的な日本人男性の歌いやすい音域にあわせたのど自慢オリジナルキー」との事。う〜ん。。。

自分たちの歌っていた姿が30分後に別のモニターに流れるということだったので、見に行くことに。それで見てみると…思っていたよりカメラ映りよかった笑
僕はノリノリ、Kがカチカチという好対照、しかもKが歌詞を間違えてむっちゃ動揺しててモロ分かりで、とても滑稽でございました。ただ、あんまりNHK受けはしなさそうだなと思った。
さらに自分たちの歌っていた場面の待ち受け画像がもらえるコーナーとかあって面白かった。


歌い終わった後はもう全てを忘れて所沢散策!僕にとっては地元再発見の旅でした。

夕方、結果発表。まあムリでしょうと頭では分かっているのに、変に期待しちゃうよね。5番、43番、…って感じで予想以上に飛び飛びで焦る。番号を呼ばれた人は運動会を髣髴とさせるような大歓声を上げます。
…60番、…75番
「ああ。」二人同時にそうつぶやきました。まあね、やっぱり他の人たちとは気合が違いましたね。結局衣装は私服+麦藁帽子だったし、振り付けも特に無かったしね。
でも予選に出られて本当に良かった!どうやら書類選考だけで9倍を越える激戦だったみたいです。それだけ、大学生による「恋のメキシカンロック」という選曲にはインパクトがあったんだろう!
「お金を下さい」の人が予選でウケればそれでよかったように、実際僕も自分がのど自慢に出たかったというよりは、のど自慢に出たことをMLとかで自慢したかったから応募したっていうことの方が大きいからね。のど自慢自慢。久しぶりに散策部で集まれたし、よかったよかった!

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